生贄皇太子の寵愛 椿の花は運命に淫れる(単話)
「感じやすいのだな。
もっと愛らしい声を聴かせよ」知っている──この人の指の感触、舌先の器用さ、私を淫らに狂わせる熱い蹂躙。
このまますべてを委ねてしまいたい…だけど…。
春休み、椿が夢そっくりの紅い月に手を伸ばしたとたん世界が一変。
『白き乙女』と呼ばれ、異界の者たちに狙われる羽目に! 皇太子・麗宇が後宮入りを条件に助けると言ってきたけど絶対にイヤ! でも強引に口づけられた瞬間、夢の中の人だと直感して……。
「もうこんなに蜜を滴らせて」──夢じゃない、だから余計に濡れちゃうの? 気持ちよすぎて全身ビクビクすれば嬉しげな荒い吐息でさらにぐずぐずに蕩かされて……!
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