【自分という不安の中で 彼らは今同じ夢を見ている】陸が家出をしたという噂が学校を駆け巡り、狩野も‘自分’を見失い、小説が書けなくなっていた。<br />そんなある日、「自分を見つけて!」と念じながら土砂降りの中を歩く狩野は、ホームレス生活をしていた陸と再会。<br />遊び歩く中で「いっしょに死のうか」という言葉をうっかり口にしてしまい…。<br />揺れ動く青春と影、第6巻。<br />