たゆたう種子
人の中に入り込んでいくって、怖いな──……。
冴えない生物教師・木庭のファンである葉純は、わざと赤点を取ることで、二人きりの補習時間を有意義に過ごしていた。
しかしある日、見知らぬ生徒・根井も補習を受けることに。
ショックを隠せない葉純をよそに、人の顔色を見るのが得意だと言う根井は、葉純の恋心をすぐに見破ってしまう。
その上「俺も先生のこと好きかも」なんて言い出して──? 一方木庭は、葉純に対してどこか意味ありげな視線を向けるが……。
一方通行? 三角関係? 切なくも瑞々しい、中陸なかのデビューコミックス。
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