ことわざの意味を現実に発現してしまう異能力【言技】。<br />瀬野大介は自らの言技【飛んで火に入る夏の虫】が原因で人と関わらずに生きていた。<br />そんなある日、誰とでも友だちになれる言技【袖振り合うも他生の縁】を持つ少女・綱刈きずなと出会ったことで、大介の生き方は変わり始めていく──。<br />