目が覚めると知らない部屋に寝かされていた結生は、痛む頭で記憶を辿り始める。<br />彼女にフラれた事、バーで飲んでいた事。<br />そして、バーで謎の美人さんに声をかけられた事を思い出した。<br />「年上の男を試してみる?」甘い言葉に二つ返事で頷いた結生は、彼と一夜を共にする。<br />もう二度と会う事はない。<br />そう思っていたが、二人は予想もしなかった場所で再会し――…。<br />