出入りで斬った千羽の新次郎の娘が、鋼の迅鉄を追う。<br />娘は剣術道場の養女になっていた小宵(さよい)で、剣の腕は迅鉄に引けを取らない。<br />迅鉄の加勢に入ったのは紅雀の丹(まこと)。<br />迅鉄を斬るのは自分だからという理由で火花を散らす。<br />迅鉄、丹、小宵の三つ巴の闘いの決着は? 冬目景の筆さばきが冴える最終巻!