家を守り、妻でいること。<br />それが正しいとわかっている。<br />でも女には、それだけでは足りない時がある。<br />結婚25年。<br />夫が故郷に帰り、46歳にして初めてのひとり暮らしが始まった。<br />ただ虚しく、息苦しい日々から救ってくれたのは、同じく家庭を持つ男。<br />このときめきだけは手放したくない。<br />そう思う私は、いけない妻ですか―。<br />男女の秘密の愛のカタチを描くシリーズ第1巻。<br />