12回と定められた「蘇生限度」。<br />それを超えて蘇生すると、冒険者の魂は救われることなく永遠にさまよい続けるという。<br />その教えは、偽りであった。<br />信仰が揺らぐ聖教徒のエステルは、蘇生の真実を知るため旅に出る。<br />しかしその旅は、道半ばで終えることに――…。<br />