憎い男と愛しい男。<br />漂い続ける女の人生。<br />その終着点は―。<br />16歳のあの日以来、私に幸せな日は来ないと思って生きてきた。<br />そして、私を貶めたあの男にも、幸せを与えてはならないと思って生きてきた。<br />私の大切なものを奪ったことは、決して許せない。<br />でも、私の中に沸き起こる大きな変化に、心は揺り動かされ…。<br />そして、ついに夏姫と翔生が対峙する!? 悲しき少女の復讐物語、完結巻!