まだ幼いまことと達夫が暮らす冴木神社に、義友が転がり込んで始まった三人暮らし。<br />見えないお友達「ぎんたろー」のことを話すまことの姿が、義友にはかつての由子の姿と重なって見えます。<br />達夫は宮司として、父として大忙しの中、今はもう居ない大切な人たちとの思い出が詰まった、冴木神社を守り続けてきました。<br />おだやかで迷いのないその生き方にふれ、義友には新しい気持ちが芽生え始めます。<br />