季節はめぐり、冬がやって来ました。<br />例大祭の頃から感じてきた悟の変化と、自分の気持ちに戸惑い気味のまことは、つい悟のことを意識してしまうのでした。<br />一方の悟も、小杉くんからまこととの恋を応援するよう頼まれてしまいます。<br />父・達夫の付き添いで、國學院大學の見学に東京・渋谷へ行くことになったまことと悟。<br />まことは’初めて’の気持ちを抱えたまま、渋谷の街を悟と並んで歩くのでした――。<br />