あの日、幼き狐の子にとっての’いい子’とは何だったのか――。<br />伊予姫の父・多郎太の力によって作られた空間内で修業する夏羽たち。<br />その間、隠神のもとを訪れた野火丸が語るは、狐の屋島襲撃と任務阻止の協力でございました。<br />しかし、知らせよりも早く予期せぬ不穏な影が迫っておりました。<br />それは美しくも残酷な炎で……。<br />