【ページ数が多いビッグボリューム版!】「いつか律くんは大きくて海の見えるホールで演奏をする。<br />そういう未来が私には見える。<br />」 そう語っていた幼なじみのアイネが死んだ。<br />事故から2年、吉識律はバイオリンを辞め、人との関わりを避けて暮らしていた。<br />そんな吉識の前に一人の少女が現れる。<br />少女の名前は「アイネ」――。<br />吉識を捜していた、と話す彼女の正体とは…? 二人のアイネと少年が紡ぐ「過去」と「今」。<br />音楽×青春群像劇、開幕――!!