憂国のモリアーティ
振り返るな、前だけを見ろ。
その言葉は男の支えであり、呪いでもあった―― 英仏協商の破綻を狙うバルモラル卿の暗殺を目論むモラン。
殺人による解決を止めるべく、ルイスはモランと対峙する。
ウィリアムへの思いの強さ故、2人は激しく衝突し…!? 一方、家長として罪を背負い幽閉されたアルバートは、ウィリアムへの懺悔で、夜ごとその身を灼いていた。
幼き日、彼がウィリアムと出会い、犯した’原罪’とは!? 物語の’始まり’へと導く、その禁断の扉がいま開く――。
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