死者の魂を自身に宿すことができる少女・美月は口寄せの巫女として、姉の陽香里と共に死者の声を生者に伝えることを生業としていた。<br />最期の別れを望み、様々な理由を持った依頼者が姉妹の元へと訪れる…。<br />死者と生者の狭間の「声」を聞き続けた先で二人を待つものとは――?