近藤一派と芹沢一派の対立はいよいよ激化。<br />土方の思惑により束ねられた糸が、ただ一点、芹沢粛清へと紡がれた時、狂気を纏った狼は、哀しく牙を剥く…。<br />誓いの名『新選組』を掲げるために、最後の一閃が闇にきらめく――。<br />