小説家のハルが「いわくつき」の新居で見つけたのは、押し入れの中、ひとり涙をこぼす少女だった――。<br />表題作「星の砂」ほか、「瞬く間-ハイライト-」「立夏の首」を収録。<br />忘れえぬ出会いを詰め込んだ、心温まる短編集。<br />