芦屋の父・榮の情報を追っていた安倍は、ヤヒコからその姿と物怪庵と関わりがあったことを知る。<br />物怪庵の先代・アオイの業務報告書からも、その存在が浮かび上がり、榮が‘物怪庵の奉公人’だったことと、失踪ではなく別の結末に辿りつき…。<br />不機嫌主のモノノケ奇譚、過去と現在が交錯する第11巻登場です。<br />