この国の不幸に仕えて
【生まれながらに「不幸」。
それが第6王子の使命。
】国に降りかかる「不幸」をその身で肩代わりする――それが第6王子として生まれたアイザックの呪われた使命だった。
城を出るまで、いわれなき暴力や蔑みに晒されてきたアイザックに、ニフロフは執事として、親友として、ささやかであたりまえの幸せを分け与えていく…。
そんな中、国では疫病という「不幸」が流行りだしたと噂が流れ…。
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