卒業制作の進捗も芳しくない中、樋口は鶴見を抱きたい衝動ばかりが先立って何も手につかない末期状態に。<br />研究のための行為の最中も、頭に浮かぶのは押さえられない「好き」の気持ち。<br />「恋」を自覚し、研究ではなく本来の意味で「雅章君を抱きたい」と宣言した樋口に、これまでとは違う感情が芽生える鶴見だが――。<br />