出版社で受付嬢をしながら「小泉桃子」というペンネームでエッセイの連載をしている「その子」。<br />いつものようにニコニコと受付業務をしていると、新進作家・横浜五郎に難癖をつけられる。<br />もともと横浜五郎の作品に惹かれていたその子は、ひょんなことから彼の秘密を知り、ふたりの距離は一気に縮まる。<br />しかし、その子にはある重大な欠点があって…?