時は江戸時代、入れ墨彫り師・桐生(きりゅう)の夢は、みんなに喜ばれる美しい浮世絵を描くこと。<br />そんな桐生に、ある日、一晩百両の超売れっ子男花魁・白鷺(しらさぎ)に刺青を彫る仕事が舞い込む。<br />白鷺の夢は愛する人と添い遂げること。<br />同じ時を過ごすうちに、次第に深い仲になっていく二人だったが、ただ生きることさえ難しい時代の中、二人の想いはままならず…。<br />夢を追う若者たちの運命の出逢いを描いたラブストーリー。<br />