好きになってもいいよ(単話)
「オレのギターが好きなら、オレのことも好きになってもいいよ」新島洋次はドラマーとしての道を諦め、就職をし平凡な生活を送っていた。
いい職場に恵まれて何不自由なく生活してきたが、音楽への思いは募るばかり――…。
ある日、住宅街に爆音のギターが鳴り響く。
強くて悲しい音に導かれると、そこには大家さんに怒鳴られる飯島杏慈の姿があった。
アパートを追い出された杏慈を、しばらく居候させるはめになった洋次。
叩き出してやろうか…でも、あのギターをもう一度聴きたい――!!杏慈のギターは洋次の心と身体を激しく揺さぶり刺激する…ギターだけで、こんな…イクなんて。
聴き惚れる洋次に、杏慈から突然のキス…!!ファーストキスだったのに!!しかも男同士で!?予測不能な杏慈の行動、果たして本当に好きになってもいいのだろうか…?
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