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色街誰そ彼(いろまちたそがれ)(単話)

「分かるか、ハル。
あれがお前のいた島だ――」事故で双子の弟を亡くした紺悠久(こん・はるひさ)は、とある目的から、自分そっくりだった弟・万寿(かずとし)に扮して彼のゆかりの地を訪ねることにした。
そこは、万寿が’ハル’と名乗って働きながら暮らしていたという離島の色街。
悠久はそこで、弟の葬儀に来ていたスナック『乙姫』のマスター・美鶴に再会する。
人生の生き辛さから「違う自分になりたい」と願い、万寿に扮してこの島にやってきた悠久は、「俺を’ハル’にしてよ」といきなり美鶴に迫る。
最初は適当に受け流していた美鶴だが、「ハルは美鶴さんのことが好きだったんだ」と、亡くなった万寿の心を代弁するような言葉を悠久が口にした瞬間、美鶴はいきなり悠久を殴りつけ、そして口づけするのだった。
「バカだなあ、’ハル’。
俺はお前とずっとこうしたかったのに――」死んでしまった万寿をめぐり、残された彼らがたどる「それぞれの想い」とは?欲望と諦観、渇きと人情で溢れる不思議な離島の色街で紡がれる、双子と一人の男の恋物語。




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