‘ままならない’想いを抱えて、それでも生きる。<br />江戸の大店・長崎屋の若だんな・一太郎は、体が弱く外出もままならない。<br />そんな若だんなが外出先で人殺しを目撃する。<br />その下手人探しを妖たちとしようとするが――。<br />そして、若だんなが抱えるある秘密とは……!? か弱い若だんなと妖たちが繰り広げる、大江戸人情推理帖!