ギリシアの地で、いまだ自ら神となる妄想に取り憑かれる皇帝ネロのもとに、続々と反乱軍蜂起の報が届く。<br />側近の裏切り、過去の因縁がネロを窮地に追い込む。<br />一方、地中海沿岸から東へと向かうプリニウス一行は、神話の森を抜けて、砂漠の都市・パルミュラへ。<br />そこでは東西の多様な人々が交流し、寛容で豊かな文化をつくり上げていた。<br />ローマに戻るも、元老院から「公共の敵」として認定されたネロは、当地を脱出――。<br />ついに皇帝ネロ編が終幕！
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