「どこへも行かせないぞ…」 母を失ってから、義父は俺に異常な執着を持つようになった。<br />美人画のモデルだった母は早くに事故で亡くなり、容姿の似ていた俺は母の代わりをするようになっていた…。<br />射抜くような視線、滑らかに動く筆先…その瞳が映しているのは俺?それとも…。<br />本当に執着していたのはどっち?