―悪戯な風に弄ばれた長い前髪の奥には、深い海のような碧が広がっていましたー 委員長の麻衣実は、ある日担任からクラスで孤立してしまっている坂下悠希の事を頼まれた。<br />綺麗な碧、あの日からずっと見ていた。<br />『これはきっと神様が下さったチャンス』仲良くなりたかった、それだけなのに。<br />麻衣実の努力で近づけた距離はほんの些細なきっかけからすれ違ってしまい!?傷つきたくないから傷つける、それは思いの強さの証。<br />