「いってみろよ、どうして欲しい?」その声にカラダは堕ちていく…。<br />私の名前は柏原姫子。<br />家は華道の家元で、しつけに厳しく育てられてきた。<br />大学ではミスキャンパスに選ばれ、みんながやさしい私、大和撫子な私を期待してる。<br />でも抑圧されていた。<br />官能小説で性的欲求を満たす日々。<br />ほんとうの私、やらしい私、それを知ってるのは私と、この間宮だけ…。<br />