日本軍は兵数こそ多かったが、砲と装甲車両の数、質でソ連軍におよばなかった。<br />次々と友軍が死に、一向に良くならない戦況の中、ウムボルトはウルジン部隊との連携を図るため、危険な伝令の任務に着くこととなる。<br />蒙古少年隊や、興安軍に見送られ旅立ったウムボルトはその途中で麗花に出会うのであった…。<br />日本軍に翻弄されつづけた青年の辿った道とは?旧満州を舞台にした大作・堂々完結。<br />