ほどよく文明が残り、自給自足ができる恵まれた環境のリベルには、三千人の住民が住んでいる。<br />外海へと旅立ったカズヤとマリーンは、亜人の毒の正体がブルー・インフェリアと呼ばれる病原菌で、その抗体を持つマリーンが、マザーと呼ばれていることを知る。<br />そして、マザーの血をめぐり、様々な人間の思惑が絡み合い…。<br />