ある日、突然鳴ったインターホン。<br />結花(33)が応対に出ると一人の女が玄関口に立っていた。<br />借りたタクシー代を返しに来たという女を覚えていないという夫。<br />そして2週間後、 結花 にとって身に覚えのない、自らの不倫を知らせる差出人不明の手紙が夫宛に届く。<br />優しい夫と可愛い息子。<br />ずっと続くと思っていた幸せに亀裂が入り――。<br />