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靴売りのシンデレラ(単話)

――大人になった私は今日も、ヒールの高い靴を履いて踊り狂っている。
大手ファッションブランドのシューズ部門にて、広報として多忙を極める福富歩稀は、トップの変更に伴うブランドの路線変更に辟易していた。
時代に逆行した売れるわけのない激高ハイヒール。
そんな商品でさえ、売れなければデザインが悪い、宣伝が悪いと言われてしまう日々…。
そんなとき、上司からのパワハラで顔を真っ青にした新人靴デザイナーの足立幸成を見た歩稀は決断する。
「こんな会社辞めちゃうか!」 これは、ブラック企業に勤めていた先輩後輩コンビが会社を辞め、起業するサクセスストーリー




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