「私は20代の頃、インドのパル判事の『日本無罪論』(田中正明編・太平洋出版)を読みました。<br />その時からずーっとこのような絵本を描きたいと思い続けてきたのです」(あとがきより)日常の裏側に潜むモノをズバリとおもしろおかしく描く、ナンセンス漫画の巨匠・二階堂正宏。<br />その著者が感じる幕末から昭和20年の敗戦の時までの100年間の歴史をユーモアたっぷり、そして真剣に描いた‘大人の絵本’。<br />激動の時代を戦い抜いた先人たち…。<br />彼らがいたからこそ、いまの日本があるのかもしれない。<br />