ぼくと遊んで(単話)
この家には私にしか見えないモノがいる――。
夫と引っ越した先は高窓のある素敵な家。
少し古いのも落ち着けそうでむしろ長所かも♪ でもなんとなく気づいてきちゃった。
この家、子供の幽霊が棲み着いているわ……。
子供は何も危害を加えてこない。
ただ私のそばにくっついているだけ。
この子は一体――?私はこの家で起きた悲惨な事件を知った。
家族に疎まれたその少年は、高窓の部屋に閉じ込められて……。
真相を知って涙が溢れて止まらなかった。
私がこの子のママになってあげよう。
それからの私は、傍から見たら異常だったかもしれない。
でもあの子は素敵なプレゼントをくれたの――。
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