【期間限定 試し読み増量版】戦後日本の復興と発展を支えた制度「決闘環状戦」。<br /> それは、東京の大動脈・山手線を、血で血を洗いながら奪い合う、戦いである。<br /> 長らく膠着状態が続いていた最中、新駅「高輪ゲートウェイ駅」が 作られることから、決闘の火蓋が切って落とされようとしていた。<br /> 神田駅を受け持つ安田鯉之助は街の存続のため、戦いに身を投じる――。<br />