罪人に仕立て上げられ、フィレンツェから亡命するアルテ。<br /> しかし、師であり、秘かに想いをよせるレオに別れを告げられず、 アルテは深く心を痛めてしまう…。<br /> レオへの恋心を知るイレーネは、一縷の望みを託し、自分たちの居場所を記した手紙を届けようとするのだが…。<br /> 迫る刻限、離れていくふたりの距離。<br />もう間に合わないかと思われたその時、 アルテを慕う者たちが手を差し伸べる。<br /> 二人の再会の行方は。<br />