妻に先立たれた男、参平に遺された一冊のノート。<br />それは妻・おつうが記した生活レシピ満載の『奥田家の記録』だった。<br />主夫として第二の人生をスタートさせた、さんさんの未来は少しおっちょこちょいで賑やか。<br />『夕凪の街 桜の国』『この世界の片隅に』のこうの史代が描く、残された者たちのコミカルでほのぼのとした毎日。<br />完結巻!