「やつの匂い、しなくなったな…」いなほは玖郎の本心が分からず、二人の関係はぎくしゃくしていくばかり。<br />自分が原因なのかもしれないと思い悩むいなほの元へ、再び八坂がやってきて……。<br />一方その頃、玖郎はいなほを遠ざけることしか出来ない自分をもどかしく感じていた。<br />帰りが遅くなったいなほを見て、思わずそのまま浴室へ押し込み――?