好きじゃないけど触らせて〜運命なのに気づかない二人〜(単話)
オメガとアルファだから?こんなに嫌いな相手なのに、一緒にいると身体が火照って、目がそらせない……’触れたい’―――…。
こんなの、おかしい…よね…?稀有な性別…オメガとして生まれて26年のアカリは、多様化推進ということで表面上「オメガは冷遇されていない」とされる社会の中で、それでも生き辛さを感じていた。
思春期にはからかわれ、就職活動ではエントリーシートすらまともに見てもらえない…。
だからこそ「みんなが住みやすい社会になるように頑張りたい」と人一倍強く考えている。
そんなアカリの会社に、国から『αとΩが一緒に働ける環境を整える』いわゆるダイバーシティ推進のアドバイザーとして、国家公務員のカエデが派遣されてきた。
彼はアルファでイケメン、仕事はできるけど、すぐに怒るし、可愛げもない!こんな人と一緒に働くなんて…。
イケメンだけど、ウマが合わない。
いつもぶつかり合ってばかりのこの人と、まさか「運命の番(つがい)」だなんて、誰が想像できる!?
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