赤毛のにゃんこと森の番犬《Pinkcherie》(単話)
「あんたがこの昂り収めてくれるのか?」ここは動物たちが人間のように暮らす町。
森の奥に見つけたボロボロのあばら家を住居に決めたミーシャ(猫)は、家の修理に四苦八苦していた。
そんなとき偶然、大きくて逞しい体躯のハティ(犬?)に出会い、衣食住提供のかわりに作業を手伝ってほしいと頼む。
やや寡黙だが穏やかな彼との生活がはじまり、順調に日々を過ごしていたのだが――。
最近なんだかハティの様子がおかしい。
気になって問い詰めると、満月の晩には血が昂り自分を抑えられなくなる…と言いながら、ミーシャに激しく触れてきて――!? ※この作品は「Pinkcherie(ピンクシェリー)vol.6」に収録されています。
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