死印(単話)
‘シルシ’ってうわさ、知ってる?男は気が付くと見知らぬ洋館の前に立っていた。
何かに引き寄せられるように扉を開けると、そこに居たのは言葉を話す美しい人形。
「ようこそ、九条館へ──」メリィと名乗るその人形に指摘されて初めて、右腕に見覚えのない痣が刻まれていることに気が付く。
それは呪いの‘シルシ’であり、刻まれたものは記憶を失いながら、近いうちに命を落とすのだという。
男は‘シルシ’に抗い迫りくる死から逃れる為、九条館を訪れる‘シルシ’を持った者たち、印人(しるしびと)とともに原因と思われる怪異を調査することになるのだが…。
エクスペリエンスが贈る、ホラーアドベンチャーゲーム‘心霊ホラー’シリーズ第1弾『死印』が満を持してコミカライズ!
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