何気ない日常。<br />毎日の通学路。<br />そこに落ちている一本のハサミ。<br />それを手にしたことで一人の少女「赫絲切(あかいときり)つむぎ」の‘いつも’が一変する。<br />周りを歩く人々の手には赤い糸。<br />それが小指に巻き付いている。<br />それはまるで運命の……。<br />自身の手には‘ハサミ’つまり「切る」も「紡ぐ」も自分次第。<br />そんな‘つむぎ’のとった行動は……?