山岳救助隊の太一は同じ救助隊だった父を、救助中の事故で失った。<br />ただ父の背を追い続けてきた彼にとって、このまま仕事を続けることには何の未練もなかった。<br />しかし、そんな彼に避けられない運命の時が訪れようとしていた。<br />大切な人を守るのか?職務を全うすべきか?決断の時が迫る。<br />