まだ子供の頃、引っ越して行ったさくらちゃん。<br />無茶だけど優しい、変な女の子だった。<br />高校生活も終わりかけたある日、ふと、あの子のことを思い出した。<br />別れる時に、小さな箱をプレゼントしてくれたことを。<br />ウェブマンガ「電脳マヴォ」で歴代ベスト10に輝く名作に、「シュガーブロッサム綺想譚」を組み合わせた短篇集。<br />