「父の魂」「柔道讃歌」など100冊以上の漫画を描いた昭和を代表する漫画家・貝塚ひろしの描く戦争哀記。<br />太平洋戦争末期、一式陸上攻撃機に特攻機・桜花をくくりつけ、空中発射し、敵戦艦に特攻する作戦が立案された。<br />これに志願した番長・豪田 猛(もう)は、祖国のためと、日夜練習に励むのだった。<br />併録読切「ああ、零戦トンボ!」読切「父子球場」(原書:1973年発行)