大学生の松本美咲は、無名の陶芸家だった亡き父・竜雪の後を継ぎ、陶芸の道に進む決意をする。<br />美咲の父が遺した緋色の器を見た人間国宝・一柳陶王もライバル心を燃やす。<br />一方、陶芸家に弟子入りした美咲は、練りの出来上がりで勘当されてしまった…!萩が舞台の陶芸ロマン!『緋が走る』が合本版として登場!