デビュー戦が決まった凛は、対戦相手のビデオを見てもまったく危機感を抱かなかった。<br />幼なじみの千代にまで未来の自分の姿を大いに吹きまくるリンだったが……。<br />プロや専門家からもその将来を嘱望され、本人も俄然その気だっただけに、初戦の結果に対しての失意は大きかった。<br />それでも天才かつ変人のジム会長・中尾とともに復帰を目指すことになり――。<br />果たしてボクサーとしての凛の行方は!?