ナニワ金融業が廃業となり、帝国金融に復帰した灰原は新たな案件を任される。<br />同僚の陳とともに担保物権の明け渡し交渉を続けるが、帝国金融の所有となった担保の家に住む脇我の子供はまだ未成年で、追い出すことが出来なかった。<br />法律に詳しくなさそうな脇我の息子が何者かに入れ知恵されていると考えた灰原は、脇我家のゴミ屋敷に迷惑している近隣住人を説得し、児童相談所に向かわせることに……。<br />