子宮を貸して(単話)
「あなたの子宮で私の子供を産んでくれない?」姉・円花(まどか)は実の妹・茜(あかね)に『代理母』になってほしいと懇願した。
――8年間のつらい不妊治療をしても子供はできなかった。
医師から「妊娠は絶望的…」とまで言われてしまった円花たち夫婦が出した答えは、日本では認められていない体外受精による「代理出産」。
だがそれには莫大な費用がかかってしまう…。
そこで頼ったのは、まだ若く3人の子を産んだ妹・茜だった。
…姉の切なる願いに対し、茜は驚きの条件を出し――!? それぞれの想いが交錯し、2つの家族を巻き込む予想だにしない事態に突入していく…! 異色の不妊サスペンスミステリー。
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